「タイガーの炊飯器、買おうかな……でも検索すると『最悪』とか『まずい』って出てきて不安」
毎日食べるご飯だからこそ、数万円の買い物で絶対に失敗したくないですよね。
結論から言うと、タイガーの悪評のほとんどは「メーカーごとの食感のクセ」と「土鍋の特性」を知らずに購入したことが原因です。
この記事では、「タイガーが最悪」と言われる5つの理由を徹底検証し、あなたが選ぶべき「本当に満足できる一台」を明確にします。
先に結論をお伝えすると、「しゃっきり粒立ち」のご飯が好きなら、タイガーは最強の選択肢です。
タイガーの炊飯器が「最悪・まずい」と言われる5つの理由
ネット上のネガティブなキーワードには、必ず原因があります。ここでは、ユーザーが「買って後悔した」と感じる主なポイントを5つに分解して解説します。
1. 「まずい」の正体は食感のミスマッチ
「ご飯が硬い」「パサパサしてまずい」という口コミの多くは、「柔らかいご飯が好きだったのにタイガーを買ってしまった」ケースです。
炊飯器メーカーには明確な個性があります。
- 象印:圧力重視で、もちもち・柔らかめ
- タイガー:高火力重視で、しゃっきり・粒立ちの良い硬め
カレー、チャーハン、おにぎり、お茶漬け。これらをよく食べる家庭にとって、タイガーの「粒立ち」は最悪どころか「最高」の評価になります。

2. 「保温」機能への過度な期待
「朝炊いて夜食べたら、少し黄色くなっていた」という声もあります。
正直にお伝えすると、保温機能に関してはライバルの「象印」に一日の長があります。象印が30〜40時間の保温を売りにしているのに対し、タイガーは24時間程度が目安です。
しかし、タイガーも「おひつ保温」という技術でパサつきを抑えています。「保温は半日程度」「残りはすぐに冷凍する」というスタイルの方であれば、全く問題ありません。
3. 新品特有の「プラスチック臭」
購入直後のレビューで「ご飯が臭い」と書かれていることがありますが、これは新品のパッキンや樹脂部品が熱された時のニオイです。これはタイガーに限らず、どのメーカーの高級炊飯器でも起こりうることです。
通常は数回で消えますが、気になる場合は取扱説明書にある「洗浄コース」を行えば、いち早くニオイを軽減できます。
4. 「土鍋」が割れるリスク
タイガーの上位モデル最大の特徴である「本土鍋」。本物の焼き物を使用しているため、落とせば当然割れます。
「洗っている時に手を滑らせて割ってしまった。内釜だけで2〜3万円もかかると言われた。最悪!」という悲劇は実際に起きています。金属釜のように雑に扱えない点は、デメリットと言えるでしょう。
5. 早炊きの芯残り
タイガーは高火力で一気に炊き上げるため、浸水時間をカットする「早炊き」の場合、お米の状態(古米や乾燥気味の米)によっては芯が残りやすく感じることがあります。
早炊き時は、少しだけ水を多めにするのがコツです。
土鍋は本当に割れる?コーティングと本物の違い
「タイガーといえば土鍋」ですが、すべてのモデルが割れるわけではありません。ここを混同しないことが重要です。
| 種類 | 特徴 | 割れるリスク | 対象モデル |
|---|---|---|---|
| 本土鍋 (本物の土) |
蓄熱性が最強。 冷めても美味しい。 |
あり (落とすと割れる) |
JPLシリーズなど (最上位) |
| 土鍋コーティング (金属釜) |
金属に土鍋素材を塗布。 熱伝導が良い。 |
なし (変形はあり得る) |
JPVシリーズなど (中位〜) |
コーティング剥がれは「保証」がある
「内側のフッ素加工が剥がれる」ことに関しては、タイガーは非常に手厚いです。
- 本土鍋:5年保証
- 遠赤3層~9層特厚釜:3年保証
通常使用での剥がれは保証対象になります。ただし、「本土鍋を落として割った」場合は保証対象外(実費負担)になることがほとんどなので、そこだけは注意が必要です。

土鍋の味を取るか、手軽さを取るか。あなたのライフスタイルに合うモデルを探してみましょう。
【比較】タイガー vs 象印!あなたに合うのはどっち?
炊飯器選びで必ず迷うのが「象印」との違いです。後悔しないよう、特徴を比較しました。
| 項目 | タイガー(Tiger) | 象印(Zojirushi) |
|---|---|---|
| ご飯の食感 | しゃっきり・粒立ち (噛みごたえあり) |
もちもち・柔らかめ (甘み強め) |
| 得意な料理 | カレー、丼もの、寿司、 チャーハン、お弁当 |
白米そのもの、おにぎり、 煮込み料理 |
| 保温性能 | △ 普通 (24時間目安) |
◎ 優秀 (30〜40時間美味しく保温) |
| こんな人におすすめ | 粒感を楽しみたい人 冷凍保存派の人 |
柔らかいご飯が好き 長時間保温する人 |
つまり、「もっちり甘いご飯を長時間保温したい」なら象印を選ぶべきですが、「一粒一粒を感じたい、お弁当やおにぎりでもベチャッとしたくない」ならタイガーが正解です。
失敗しないタイガーの炊飯器の選び方【おすすめ3選】
タイガーの中でどれを選べばいいか、目的別に3つの最適解を提示します。
1. 味にとことんこだわる「JPLシリーズ(土鍋ご泡火炊き)」
「最悪」なんて言わせない、最高傑作。本物の土鍋を使用し、最高温度約280度の大火力で炊き上げます。
- メリット:料亭のような圧倒的な美味しさとおこげ。
- 注意点:内釜が重く、割れるリスクがある。価格が高い。
2. 味と使いやすさのバランス「JPVシリーズ」
私が個人的に最も推したいのがこちら。内釜は金属製ですが、土鍋コーティングと圧力機能で土鍋に近い味を再現しています。
- メリット:軽くて丈夫。お手入れが楽(洗浄部品が少ない)。コスパが良い。
- 注意点:本物の土鍋ほどの蓄熱性はない。
3. コスパ重視のスタンダード「JPWシリーズ」
一人暮らしや、複雑な機能はいらない方に。
- メリット:安価で購入しやすい。シンプルで使いやすい。
- 注意点:圧力IHではないモデルもあるため、食感の「極み」は求められない。
よくある質問(Q&A)
Q1. 洗い物は面倒ではありませんか?
A. 以前のモデルは洗う部品が多いものもありましたが、最新のモデル(JPVシリーズなど)は「内なべ」と「内ぶた」の2点のみでOKなものが増えています。実はライバル他社よりもお手入れが楽な機種が多いのもタイガーの魅力です。
Q2. 内釜のコーティングが剥がれたら買い替えですか?
A. いいえ、剥がれても機能や衛生面に問題はありません。ただし、お米がこびりつきやすくなります。保証期間内なら無償交換、期間外なら内釜だけを取り寄せて購入することも可能です。
Q3. 「少量炊き」でも美味しく炊けますか?
A. はい。「少量旨火(うまび)炊き」などの専用メニューがあり、0.5合や1合でも香り高く炊き上げることができます。一膳分だけ炊きたい時にも便利です。
まとめ:タイガーの炊飯器で「毎日の食事」をアップデートしよう
「タイガーの炊飯器は最悪」という言葉の裏側にあるのは、製品の欠陥ではなく、「食感の好み」や「土鍋の特性」への理解不足がほとんどでした。
最後に、この記事の要点をまとめます。
- タイガーは「しゃっきり・粒立ち」派には最高の選択肢。
- 「まずい」と感じたら、水加減や「極うま」モードで調整可能。
- 本物の「土鍋」は味は最高だが、割れるリスクがある。
- バランス重視なら、割れない金属釜の「JPVシリーズ」がおすすめ。
- 保温重視なら象印、食感重視ならタイガーで選ぶ。
炊飯器は一度買うと5年、10年と使うパートナーです。
もしあなたが、噛みしめるたびにお米の甘みが広がる、粒の立ったご飯を食べたいと願うなら、タイガーの炊飯器は期待以上の仕事をしてくれるはずです。
ぜひ、あなたにぴったりの一台を手に入れて、毎日の「いただきます」を幸せな瞬間に変えてくださいね。
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