「パスタランチにしたいけれど、大きなお鍋でお湯を沸かすのが面倒」「コンロを使わずに一品作りたい」とお悩みではありませんか?
炊飯器を使えば、材料を入れてスイッチを押すだけで、驚くほどモチモチのパスタが完成します。しかし、適当に作ると「麺が伸びてブヨブヨ」「芯が残って硬い」「吹きこぼれて掃除が大変」といった失敗を招くことも。
この記事では、炊飯器でパスタを作るならで「早炊き」モードを使うべき理由と、失敗しない水の量の黄金比を徹底解説します。
この記事を読めば、洗い物を最小限に抑えつつ、お店のようなアルデンテ食感を楽しむ方法がわかります。
調理の時短を目指して新しい炊飯器を検討中の方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
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なぜ炊飯器でパスタを作るときは「早炊き」なのか?
結論からお伝えすると、炊飯器でパスタを作る際は「早炊きモード」の使用を強くおすすめします。
なぜ通常モードではいけないのか、その科学的な理由とメリットを解説します。
理由1:加熱時間がパスタに最適だから
一般的な炊飯器の「通常炊飯」は約50〜60分かけてじっくり温度を上げますが、パスタにとってこの時間は長すぎます。でんぷんが溶け出し、コシのないブヨブヨの仕上がりになってしまうのです。
一方、「早炊きモード」は約20〜40分(機種による)で一気に加熱します。この「短時間での沸騰と加熱」が、鍋で茹でるプロセスに近く、程よい食感を残す鍵となります。
理由2:コシのあるアルデンテ風に仕上がる
炊飯器は密閉状態で加熱するため、圧力鍋に近い効果が得られます。早炊きで一気に圧をかけることで、麺の中心まで水分が行き渡りつつ、表面はツルッとした「もちもち食感」が生まれます。

【保存版】パスタの量・水の量・塩の黄金比
炊飯器でパスタを作る際、最も重要なのが「水加減」です。湯切りをしない「リゾット方式」で作るため、水が多すぎればベチャベチャに、少なければ芯が残ります。
絶対に失敗しない配合表を作成しました。
1人分・2人分の早見表
基本のルールは「パスタの重量 × 2.3〜2.5倍の水」です。
| 人数 | パスタ (1.6mm想定) | 水の量 | 塩 | オリーブオイル |
|---|---|---|---|---|
| 1人分 | 100g | 230ml 〜 250ml | 小さじ1/3 | 小さじ1 |
| 2人分 | 200g | 460ml 〜 500ml | 小さじ2/3 | 小さじ2 |
- 固めが好き:水の量を少なめ(230ml/460ml)にする
- スープパスタ風:水の量を多めにする
- コンソメを入れる場合:塩を減らして調整する
麺の太さは「1.6mm以上」がおすすめ
炊飯器調理に向いているのは、1.6mm〜1.8mmの標準的な太さのパスタです。
カペッリーニ(細麺)は溶けやすく、フェットチーネ(平打ち麺)はくっつきやすいため、慣れるまでは標準的な太さを選びましょう。

手順は3ステップ!失敗しない作り方
準備はたったの3分。包丁もまな板も不要な、究極のズボラ調理手順です。
①パスタを半分に折って入れる
長いパスタはそのままでは入りません。半分にポキっと折り、麺同士が重ならないように放射状(クロスさせる形)に広げて内釜に入れます。
※麺の向きを揃えて入れると、くっついて固まる原因になります。
②水・調味料・油を入れる
先ほどの分量の水を入れます。ここで必ず守ってほしいのが「オリーブオイル(またはサラダ油)」を必ず入れることです。
油には、パスタのデンプンによる「泡立ち」を抑える効果があります。油を入れないと、泡が吹きこぼれて蒸気口を塞ぎ、炊飯器の故障や火傷の原因になる可能性があります。必ず入れてください。
③具材を乗せて早炊きスイッチON
ベーコン、玉ねぎ、キノコ、ツナなどの具材を入れる場合は、混ぜずに麺の上にそっと乗せるだけにします。
あとは蓋をして「早炊きモード」で炊飯スタート。待っている間にサラダやスープの準備ができます。

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美味しく仕上げるための5つの鉄則
基本の手順に加えて、これだけは守ってほしい5つのポイントを紹介します。
1. 炊き上がり直後に即混ぜる
ブザーが鳴ったら、1秒でも早く蓋を開けてトングなどで全体を混ぜ合わせます。底の方に溜まったソースを全体に絡めることで、乳化してトロッとした美味しいパスタになります。
2. 「保温」は絶対に使わない
ご飯と違い、パスタは保温に不向きです。保温し続けると水分が抜け、ゴムのような食感になってしまいます。食べきれる量を作るのが原則です。
3. 容量の限界(5.5合なら300gまで)を守る
欲張って大量に作るのは危険です。吹きこぼれを防ぐため、以下の目安を守ってください。
- 3合炊きの場合:パスタ100g〜150gまで
- 5.5合炊きの場合:パスタ300gまで
4. 市販ソースを使う時は水を減らす
レトルトのパスタソースを一緒に入れて炊く場合は、ソースに含まれる水分を考慮し、水を大さじ2〜3杯ほど減らすと濃厚に仕上がります。
5. 炊飯器のにおい移り対策をする
ニンニクやトマトソースを使った後は、内釜や内蓋に匂いが残ることがあります。調理後はすぐに洗い、気になる場合は「水のみで早炊き」をして煮沸洗浄を行うとスッキリします。
よくある質問(Q&A)
読者の方からよくいただく疑問にお答えします。
A. 「通常モード」で炊飯し、沸騰してから約15〜20分後に蓋を開けて様子を見てください。麺が好みの硬さになっていれば手動で「取消」を押して終了させます。
A. 水分が足りていない可能性があります。お湯を大さじ1〜2杯足してよく混ぜ、蓋をして「保温」状態で5分ほど蒸らしてみてください。余熱で芯まで火が通ります。
A. 圧力IHなどの高機能な炊飯器は、粘り気の強い食材(パスタのデンプンなど)の調理を禁止している場合があります。必ず取扱説明書の「禁止事項」を確認してから行ってください。
まとめ:水の量と早炊きでパスタ料理を効率化しよう
炊飯器でのパスタは、ポイントさえ押さえれば誰でも簡単に美味しく作れる時短テクニックです。
- 早炊きモードでコシのある食感にする
- 水はパスタの2.3〜2.5倍が目安
- オリーブオイルを入れて吹きこぼれ防止
- 炊き上がったらすぐに混ぜる
この方法を取り入れれば、忙しい日の食事作りが劇的に楽になります。「今日のご飯、どうしよう?」と迷ったときは、ぜひ炊飯器パスタを試してみてくださいね。
美味しいパスタもご飯も、炊飯器次第でもっと楽しめます。ライフスタイルに合った一台を見つけてみてください。

