毎日の歯磨きで使う電動歯ブラシ。ふとグリップ(持ち手)やヘッドの継ぎ目を見ると、「黒い点々」や「ぬめり」が発生していませんか?
毎日水洗いしているはずなのに、気づけば増殖しているその汚れ、実は黒カビです。
「口に入れるものなのに不潔すぎる…」「こすっても全然落ちない!」と焦りますよね。カビを放置すると、見た目が悪いだけでなく、カビの胞子を吸い込むことによる健康被害のリスクも生じます。
この記事では、電動歯ブラシの「本体・グリップ」「ヘッド」にできたカビの正しい落とし方から、二度とカビさせないための予防策、そして手入れが楽な機種の選び方までを網羅的に解説します。
正しいケア方法を知れば、清潔なブラシで安心してオーラルケアができるようになりますよ。
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なぜ?電動歯ブラシに黒カビが生える原因
そもそも、毎日洗剤や歯磨き粉を使っている場所に、なぜカビが生えるのでしょうか。原因を知ることが解決の第一歩です。
湿気と汚れがカビの温床に
黒カビは「温度・湿度・栄養」の3つが揃うと爆発的に繁殖します。
- 湿気:使用後に濡れたまま放置している。洗面所やお風呂場など湿度が高い場所に置いている。
- 栄養:歯磨き粉の残りカス、唾液、手垢などのタンパク質汚れ。
特に電動歯ブラシのグリップ部分に使われている「ラバー(ゴム)素材」は要注意です。滑り止めとしては優秀ですが、微細な気泡や傷があり、そこに水分とカビ菌が入り込むと、表面を洗っただけでは落ちない頑固な黒カビになります。

【場所別】電動歯ブラシのカビの落とし方
できてしまったカビを落とす方法を解説します。ただし、電動歯ブラシは電化製品(精密機械)です。洗い方を間違えると故障の原因になるため、慎重に行いましょう。
1. 本体・グリップの黒カビ対策
持ち手のゴム部分に入り込んだカビは、単純にこするだけでは落ちません。以下の手順で対処します。
【STEP1】消毒用エタノールで拭き取る
まずは安全な方法から試します。軽いカビであれば、アルコールの殺菌作用で除去できます。
- コットンやキッチンペーパーに消毒用エタノールを含ませる
- カビ部分を重点的に拭き取る
- 細かい溝は綿棒を使う
【STEP2】カビキラー(塩素系漂白剤)を使う場合の注意点
アルコールで落ちない場合、カビキラーなどの塩素系漂白剤が有効ですが、メーカー推奨外の方法であり、リスクがあります。
塩素系漂白剤はゴムを劣化(加水分解)させたり、パッキンを傷めて防水機能を低下させたりする恐れがあります。「もう捨てようか迷っているから、ダメ元で試したい」という場合の最終手段として、自己責任で行ってください。
- キッチンペーパーに薬剤を染み込ませ、カビ部分に貼り付ける
- その上からラップを巻き、液だれを防ぐ(※スイッチや充電端子に液が入らないよう厳重注意)
- 10分〜15分ほど放置する(長時間放置はゴムが溶ける原因になるので避ける)
- 水を含ませた布で、薬剤が残らないよう徹底的に拭き取る
「ハイターを薄めた水に本体ごとドボンと漬ける」のは絶対にやめてください。防水対応の機種であっても、長時間の浸水や洗剤成分による水没には耐えられず、内部回路がショートして故障します。
2. ヘッド(ブラシ部分)の黒カビ
ブラシの毛の根元や、本体との接続穴に黒カビが発生した場合の対処法です。
ヘッドは「即交換」が正解
結論から言うと、ヘッドにカビが生えたら、掃除ではなく「新品への交換」を強く推奨します。
ヘッドは直接口の中に入れ、歯周ポケットなどを掃除するものです。強力な薬剤で除菌しても成分残留の不安がありますし、カビの根がブラシ内部に残っている可能性があります。健康を守るため、ヘッドは消耗品と割り切りましょう。
3. 充電器(スタンド)の汚れ
意外と盲点なのが充電器です。本体から垂れてきた水滴が溜まり、底面や充電用突起の周りにカビが生えます。
- コンセントを抜いてから作業する
- エタノールを含ませた布で拭き取る
- 細かい部分は爪楊枝や綿棒で掻き出す
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もうカビさせない!効果的な4つの予防・対策
カビを落とした後は、再発を防ぐ環境作りが大切です。今日からできる4つの習慣を紹介します。
1. 使用後は必ずヘッドを外して洗う
最も効果的な対策です。本体とヘッドを付けっぱなしにしていると、接続部分の隙間に水や汚れが溜まり、そこからカビが発生します。
- 磨き終わったら毎回ヘッドを外す
- 接続部分(金属の棒周辺)とヘッドの穴を水洗いする
- タオルで水分をしっかり拭き取る
2. 水気を拭き取り、乾燥させる
「濡れたまま充電器に戻す」のが一番のカビ要因です。本体全体、特にグリップのゴム部分と底面の水分をタオルで拭き取ってから保管しましょう。
3. 風通しの良い場所に保管する
ユニットバス内や、扉付きの洗面台収納の中にしまっていませんか?
湿気がこもる場所はカビにとって天国です。使用後は洗面所の外など、風通しの良い場所で乾燥させるのが理想です。
4. 珪藻土コースターを活用する
充電器の下や、外したヘッドの下に「珪藻土(けいそうど)コースター」や「珪藻土歯ブラシスタンド」を置くのもおすすめです。垂れてきた水分を素早く吸収・乾燥してくれるため、カビのリスクを大幅に減らせます。

カビにくい電動歯ブラシの選び方
もし現在の電動歯ブラシが古くなっていて、カビが落ちない場合は、衛生面を考慮して買い替えを検討しましょう。その際、「カビにくい機種」を選ぶポイントがあります。
凹凸の少ない「プラスチックボディ」を選ぶ
グリップにゴム(ラバー)が使われている機種は、滑りにくい反面、どうしてもカビやすい宿命にあります。
最近では、全体がツルッとしたプラスチック素材でできたモデルや、継ぎ目の少ないシームレスなデザインのモデルも増えています。これらは汚れてもさっと拭き取れるため、清潔さを保ちやすいです。
防水性能「IPX7」以上を確認
お風呂場で丸洗いしたい場合は、防水等級が高いものを選びましょう。
| 等級 | 特徴 |
|---|---|
| IPX5 | 水洗い可能だが、水没はNG(シャワー程度) |
| IPX7 | 一時的に水中に沈めても大丈夫(お風呂使用OK) |
IPX7であれば、入浴中に使ってそのままシャワーで丸洗いし、清潔に保つことが容易です。
よくある質問(Q&A)
電動歯ブラシのカビに関する疑問をまとめました。
いいえ、絶対にNGです。
電動歯ブラシの本体にはリチウムイオン電池などの精密部品が入っており、高温になると破裂や故障の危険があります。また、ブラシの樹脂も熱湯には耐えられず変形します。必ず取扱説明書に従ってください。
少量を誤って口にした程度であれば、胃酸で死滅するため直ちに健康被害が出る可能性は低いです。しかし、アレルギー体質の方や免疫力が低下している方は注意が必要です。何より衛生的ではないため、カビを発見したら直ちに使用を中止し、清掃または交換を行ってください。
まとめ
電動歯ブラシの黒カビ対策について解説しました。ポイントを整理します。
- グリップのカビはエタノールで拭く。落とせない場合はカビキラー等も有効だが、故障リスクを伴うため自己責任で。
- ヘッドのカビは健康のためにも新品へ交換する。
- 最大の予防策は、使用後にヘッドを外し、水分を完全に拭き取ること。
- 珪藻土グッズなどで乾燥を早めるのも有効。
口の中をきれいにする道具が汚れていては本末転倒です。正しいお手入れで黒カビを撃退し、清潔な電動歯ブラシで気持ちの良い毎日を過ごしてください。
もし「掃除しても黒ずみが取れない」「グリップがベタベタする」という場合は、寿命のサインかもしれません。手入れが楽な最新モデルへの買い替えも検討してみてはいかがでしょうか。
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