5人家族ともなると、毎日の洗濯物の量はかなりのもの。「今の洗濯機じゃ容量が足りない」「乾燥まで終わらせて家事の負担を減らしたい」「でも、どれを選べばいいかわからない…」そんな悩みを抱えていませんか?
5人家族の洗濯機選びは、容量、機能性(特に乾燥)、設置スペースの3つのバランスが非常に重要です。
この記事では、5人家族に最適な洗濯機の選び方を徹底解説。さらに、家電の専門家が厳選した「5人家族向け洗濯機のおすすめ人気ランキング」を最新情報でお届けします。
あなたの家族にぴったりの一台を見つけて、毎日の洗濯を劇的に快適にしましょう。

当ランキングは、以下のポイントで5人家族に最適と判断したモデルを選定・比較しました。
- 容量(10kg~13kg):5人分の洗濯物(約7.5kg)+シーツや週末のまとめ洗いに対応できること
 - 家事ラク機能(乾燥・自動投入):「干す手間」をなくす乾燥機能(特にヒートポンプ式)と、「計る手間」をなくす洗剤自動投入機能
 - 洗浄力と静音性:食べこぼしや泥汚れに強いか、夜間や早朝でも使いやすいか
 - お手入れの簡単さ:乾燥フィルターや排水フィルターの掃除がしやすいか
 - コストパフォーマンス:本体価格とランニングコスト(電気代・水道代)のバランス
 
おすすめ人気ランキング1位の洗濯機はこちら!
数ある洗濯機の中で、5人家族向け洗濯機のランキング第1位に輝いたモデルを先にご紹介します!機能性、容量、家事ラク度のすべてを兼ね備えた、今最もおすすめの一台です。
【第1位】パナソニック ドラム式洗濯乾燥機 NA-LX125DR-W (LXシリーズ)

「NA-LX125DR」は、パナソニックのドラム式洗濯機LXシリーズのスタンダードモデルです。最上位モデル(NA-LX129D)から「温水洗浄」や「ナノイーX」機能を省きつつ、最も重要な「トリプル自動投入」と「はやふわ乾燥ヒートポンプ」はしっかり搭載しています。
液体洗剤・柔軟剤に加え、おしゃれ着洗剤や酸素系漂白剤、さらにはパナソニックと花王が共同開発した「汚れはがし剤」まで自動投入できる「選べるタンク」は他社にはない強み。価格を抑えつつ、パナソニックの先進的な家事ラク機能を享受したい5人家族に最適なモデルです。

5人家族の洗濯機選びで失敗しないための全知識
ランキングを見る前に、5人家族の洗濯機選びで絶対に外せない重要ポイントを徹底解説します。ここを押さえるだけで、購入後の「こんなはずじゃなかった…」を確実に防げます。
最適な洗濯容量は?12kgを強く推奨、10kgは最低ライン
まず最も重要なのが「容量」です。
一般的に、1日の洗濯物量の目安は1人あたり約1.5kgと言われています。5人家族なら「1.5kg × 5人 = 7.5kg」が毎日の最低ラインです。
しかし、これはあくまで衣類のみの計算。実際にはバスタオル(1枚約300g)、パジャマ、週末のシーツ(ダブルで約1kg)などが加わります。お子さんがスポーツをしていれば、泥だらけのユニフォームも増えますよね?
結論として、5人家族なら洗濯容量「12kg」を強く推奨します。最低でも「10kg」は確保したいところです。容量に余裕があれば、雨が続いた日のまとめ洗いや大物洗いにも対応でき、洗濯回数自体を減らすことにも繋がります。

乾燥機能を使う場合、「乾燥容量」も重要です。乾燥容量は洗濯容量よりも小さく(例:洗濯12kg/乾燥6kg)、容量ギリギリで乾燥させると生乾きやシワの原因になります。5人分の洗濯物(約7.5kg)を一度で乾燥させたい場合は、乾燥7kgのモデル(東芝や日立)を選ぶか、2回に分ける必要があります。
ドラム式 vs 縦型 5人家族にはどっちが最適?
洗濯機の二大巨頭、「ドラム式」と「縦型」。ライフスタイルによって最適解が異なります。
▼ 縦型とドラム式の徹底比較表
| タイプ | ドラム式洗濯機 | 縦型洗濯機 | 
|---|---|---|
| 洗浄方式 | たたき洗い(少ない水で高濃度洗剤) | もみ洗い(豊富な水でこすり洗い) | 
| 得意な汚れ | 皮脂汚れ、黒ずみ、黄ばみ予防 | 泥汚れ、食べこぼし | 
| 乾燥機能 | ◎(ヒートポンプ式が主流) ふんわり仕上がり、省エネ  | 
△(ヒーター式が主流) シワになりやすく、電気代高め  | 
| 水道代 | ◎(圧倒的に節水) | △(水量は多め) | 
| 電気代 | ◎(特に乾燥時) | ○(洗濯のみ) / △(乾燥時) | 
| 本体価格 | △(高価) | ◎(安価) | 
| おすすめな人 | 家事の時短(乾燥)を最優先する人 節水・節電をしたい人  | 
洗浄力を最優先する人(泥汚れ) 初期費用を抑えたい人  | 
結論:5人家族の家事負担を減らすなら「ドラム式」一択
5人家族で最も大変な家事は「洗濯物を干す・取り込む」作業です。ドラム式の「ヒートポンプ乾燥」は、タオルをふんわりと仕上げ、電気代も安く済みます。この作業がなくなるだけで、毎日の自由時間が1時間増えると言っても過言ではありません。初期費用は高いですが、数年間の水道代・電気代、そして何より「時間」というコストを考えれば、十分元が取れる投資です。
ただし、お子さんが野球やサッカーなどで毎日大量の泥汚れを持ち帰る場合は、大量の水でもみ洗いする「縦型」の方が洗浄力で勝る場合があります。
主要メーカー4社の特徴を徹底比較!
「どのメーカーがいいの?」という疑問に答えるため、主要4社の特徴をまとめました。
| メーカー | 独自技術・特徴 | 
|---|---|
| パナソニック (LXシリーズ)  | 
トリプル自動投入:洗剤・柔軟剤+漂白剤(またはおしゃれ着洗剤)まで自動。圧倒的な利便性。 はやふわ乾燥:ヒートポンプ乾燥の品質が高く、ふんわり仕上がる。 温水スゴ落ち泡洗浄:温水で黄ばみも落とす(※NA-LX125は非搭載)。  | 
| 日立 (ビッグドラム)  | 
らくメンテ(乾燥フィルターレス):従来の乾燥フィルター掃除が不要。大容量糸くずフィルターに集約。 らくはや風アイロン:高速風でシワを伸ばしながら乾燥。アイロンの手間を削減。 ナイアガラ洗浄:縦型・ドラム式ともに洗浄力に定評あり。  | 
| 東芝 (ZABOON)  | 
抗菌ウルトラファインバブル洗浄:ナノサイズの泡で洗剤の力を引き出し、黄ばみ・黒ずみを予防。 低振動・低騒音設計:業界トップクラスの静かさ。夜間や早朝の洗濯も安心。 乾燥容量7kg:他社(6kg)より多く乾燥できるモデルが多い。  | 
| シャープ (ESシリーズ)  | 
穴なし槽(縦型):洗濯槽の外側のカビや汚れが槽内に入らず清潔。節水効果も高い。 ハイブリッド乾燥(ドラム式):ヒートポンプとヒーターの併用で、カラッと温かい仕上がりを実現。  | 
【最重要】設置・搬入経路のチェックリスト
「買ったはいいけど、入らなかった…」という悲劇を防ぐため、以下を必ず確認してください。
- □ 設置場所の「防水パン」のサイズ(内寸の奥行き・幅)
- 特にドラム式は奥行きが大きいため、防水パンに収まるか確認必須です
 
 - □ 蛇口の高さ
- 洗濯機本体(特に縦型)が蛇口にぶつからないか
 
 - □ ドアの開閉スペース(ドラム式)
- ドアを全開にしたときに、壁や洗面台にぶつからないか
 - 「右開き」「左開き」は、壁の位置に合わせて選びましょう(壁側にドアが開くのが一般的)
 
 - □ 搬入経路の幅(玄関、廊下、階段、エレベーター)
- 本体サイズ+10cm程度の余裕が必要です。手すりなどの突起物にも注意
 
 
5人家族に最適な洗濯機のおすすめ人気ランキングTOP5
お待たせしました。選び方のポイントを踏まえ、5人家族(洗濯容量12kgクラス)に最適な洗濯機をランキング形式でご紹介します!
【第1位】パナソニック ドラム式 NA-LX125DR-W (洗濯12kg/乾燥6kg)

「トリプル自動投入」搭載!価格と機能のバランスが最強のLXシリーズ
堂々の1位は、パナソニックのドラム式LXシリーズから「NA-LX125DR」です。最上位モデル(NA-LX129D)との主な違いは「温水洗浄」と「ナノイーX」の有無。5人家族の家事ラクに最も貢献する「トリプル自動投入」と「はやふわ乾燥ヒートポンプ」はそのまま搭載し、価格を抑えた戦略的モデルです。
「選べるタンク」には、洗剤・柔軟剤に加え、酸素系漂白剤や「汚れはがし剤」もセット可能。予洗いの手間を減らす新開発の「汚れはがし」コースにも対応しています。Amazonのレビューでは、上位の温水機能付きモデル(NA-LX127など)も含め、「乾燥の仕上がりがふんわり」「お手入れが楽」と高評価。温水洗浄にこだわらなければ、これ以上ないコストパフォーマンスを誇る一台です。
| 洗濯容量 | 12kg | 
|---|---|
| 乾燥容量 | 6kg | 
| タイプ | ドラム式(ヒートポンプ乾燥) | 
| 自動投入 | ◎(トリプル自動投入・選べるタンク) | 
| 独自機能 | スゴ落ち泡洗浄、はやふわ乾燥、汚れはがしコース | 
- 漂白剤や汚れはがし剤も選べる「トリプル自動投入」が圧倒的に便利
 - 省エネでふんわり仕上がる「はやふわ乾燥ヒートポンプ」
 - 上位モデルの基本機能を引き継ぎつつ、価格が抑えられている
 - フィルター掃除が簡単というレビュー多数
 
- このモデル自体には「温水洗浄」機能がない(必要な場合はNA-LX127以上を選択)
 - 運転音が若干大きいかも、という声も(ただし静かという意見もあり個人差の範囲)
 

【第2位】東芝 ドラム式 ZABOON TW-127XP4L(T) (洗濯12kg/乾燥7kg)

乾燥7kg&低騒音!黄ばみを防ぐファインバブル洗浄
東芝の「ZABOON」は、「乾燥容量7kg」が大きな魅力。他社が6kg主流の中、5人家族の洗濯物(約7.5kg)の多くを一度で乾燥できるのは大きなアドバンテージです。さらに、東芝独自の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」を搭載。ナノサイズの泡が洗剤の力を最大限に引き出し、繊維の奥の皮脂汚れにアプローチ。黄ばみや黒ずみを防ぎます。
特筆すべきは業界トップクラスの「低振動・低騒音設計」。早朝や夜間に洗濯機を回すことが多いご家庭や、マンション住まいの方に強くおすすめです。「うるおい上質仕上げ」乾燥でシワを抑え、アイロンがけの手間を減らしてくれるのも嬉しいポイントです。
| 洗濯容量 | 12kg | 
|---|---|
| 乾燥容量 | 7kg | 
| タイプ | ドラム式(ヒートポンプ乾燥) | 
| 自動投入 | ◎ | 
| 独自機能 | 抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX、温水洗浄、うるおい上質仕上げ、低騒音設計 | 
- 一度に多く乾かせる「乾燥容量7kg」
 - 黄ばみやニオイに強い「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」
 - マンションでも安心の「低振動・低騒音設計」
 - シワを抑える「うるおい上質仕上げ」
 
- 乾燥フィルターが奥にあり、パナソニック製と比べると掃除がやや面倒という声も
 

【第3位】日立 ドラム式 ビッグドラム BD-STX130JL W (洗濯13kg/乾燥7kg)

業界最大級13kg&乾燥フィルターレス!お手入れが革命的にラク
日立の最上位モデル「ビッグドラム」は、「乾燥フィルターレス」の「らくメンテ」が最大の特徴。従来、乾燥のたびに掃除が必要だった乾燥フィルターをなくし、ホコリはすべて本体下部の「大容量糸くずフィルター」に集約。お手入れが約1ヶ月に1回で済むようになり、メンテナンス性が劇的に向上しました。
洗濯容量13kg、乾燥容量7kgは家庭用として最大級。5人家族のまとめ洗いや大物洗いも余裕でこなします。シワを伸ばす「らくはや風アイロン」も健在で、ワイシャツなどのアイロンがけの手間を削減。お手入れの手間を極限まで減らし、大容量を求める5人家族に最適な一台です。
| 洗濯容量 | 13kg | 
|---|---|
| 乾燥容量 | 7kg | 
| タイプ | ドラム式(ヒートポンプ乾燥) | 
| 自動投入 | ◎ | 
| 独自機能 | らくメンテ(乾燥フィルターレス)、らくはや風アイロン、[温水]ナイアガラ洗浄 | 
- 面倒な乾燥フィルター掃除が不要な「らくメンテ」
 - 洗濯13kg / 乾燥7kgの圧倒的な大容量
 - シワを伸ばして乾かす「らくはや風アイロン」
 - 操作しやすい「ワイドカラー液晶タッチパネル」
 
- 本体価格が非常に高価
 - 大容量糸くずフィルターに集約される分、そこが汚れるのが気になるという声も
 
【第4位】日立 縦型 ビートウォッシュ BW-X120K W (洗濯12kg/乾燥なし)

洗浄力と自動投入を両立!大容量・縦型の決定版
「ドラム式の乾燥機能はいらない。それより泥汚れを落とす洗浄力が欲しい!」というご家庭には、日立の「ビートウォッシュ」が最適です。大流量の「ナイアガラビート洗浄」は、頑固な泥汚れや食べこぼしに圧倒的な強さを発揮します。
このモデルは洗濯12kgの大容量に加え、面倒な計量をなくす「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」を搭載。Amazonのレビューでも「自動投入が地味にストレスフリー」「洗浄力はさすがビートウォッシュ」「12年使った旧型より静か」と高評価が並びます。乾燥機能こそありませんが、5人家族の大量の洗濯物をパワフルに洗い上げる、縦型洗濯機の完成形の一つです。
| 洗濯容量 | 12kg | 
|---|---|
| 乾燥容量 | なし(送風乾燥のみ) | 
| タイプ | 縦型 | 
| 自動投入 | ◎ | 
| 独自機能 | [衣類長もち]ナイアガラ ビート洗浄、つけおきプラス、AIお洗濯 | 
- 泥汚れに強い「ナイアガラ ビート洗浄」の圧倒的洗浄力
 - 毎日の手間を減らす「自動投入」機能を搭載
 - レビューで「静音性」や「洗浄力」が高く評価されている
 - ドラム式に比べて本体価格が安い
 
- 本格的な衣類乾燥はできない(干す作業が必須)
 - ドラム式に比べると水道代は高くなる
 
【第5位】パナソニック 縦型 NA-FA12V5-W (洗濯12kg/乾燥なし)

縦型でも「トリプル自動投入」!温水洗浄も可能な多機能モデル
「縦型がいいけど、機能性も妥協したくない」という方には、パナソニックのこのモデルがおすすめです。最大の魅力は、縦型洗濯機でありながらドラム式上位モデルと同じ「トリプル自動投入」を搭載している点。漂白剤やおしゃれ着洗剤まで自動で投入できます。
さらに、縦型では珍しい「温水スゴ落ち泡洗浄」も搭載。水温を上げることで、皮脂汚れや黄ばみを効果的に除去します。12kgの大容量で、洗浄力も機能性も諦めたくない、5人家族のニーズに応える高機能な縦型洗濯機です。
| 洗濯容量 | 12kg | 
|---|---|
| 乾燥容量 | なし(送風乾燥のみ) | 
| タイプ | 縦型 | 
| 自動投入 | ◎(トリプル自動投入・選べるタンク) | 
| 独自機能 | 温水スゴ落ち泡洗浄、パワフル立体水流、汚れはがしコース | 
- 縦型で唯一無二の「トリプル自動投入」機能
 - 皮脂汚れや黄ばみに強い「温水スゴ落ち泡洗浄」
 - 12kgの大容量でまとめ洗いも楽々
 
- 本格的な衣類乾燥はできない
 - 多機能な分、日立の縦型(4位)よりも本体価格は高め
 

洗濯機を安く買う!買い時はいつ?
高価な洗濯機、少しでもお得に買いたいですよね。狙い目の時期は大きく分けて2回あります。
1. モデルチェンジ直前の「型落ち」狙い(7月~9月)
洗濯機は、秋(8月~10月頃)に新モデルが発売されることが多いです。特にドラム式はこの時期に集中します。(縦型は5月~7月頃に新モデルが出ることが多いです)
その直前、7月~9月は、現行モデル(型落ち)が在庫処分で一気に安くなります。 新モデルといっても機能が劇的に変わることは少ないため、1年前のモデルで十分という方には最大の狙い目です。ただし、人気モデルから在庫がなくなるため、早めの決断が必要です。
2. 家電量販店の「決算セール」狙い(3月・9月)
多くの家電量販店が本決算(3月)や中間決算(9月)に合わせて大規模なセールを行います。この時期は、新モデル・型落ちモデル問わず、価格交渉がしやすくなる傾向があります。他の家電とまとめ買いすることで、さらに値引きが期待できる場合もあります。

洗濯機が壊れて「今すぐ必要!」という場合は、Amazonや楽天などのネット通販もおすすめです。価格が安いだけでなく、Amazonのレビュー(今回も参考にしました)のように、実際に使っている人のリアルな声(静音性、お手入れのしやすさ等)が非常に参考になりますよ。
洗濯機を長持ちさせるためのお手入れ方法
5人家族で毎日フル稼働する洗濯機は、定期的なお手入れが寿命を延ばすカギです。
1. 乾燥フィルターの掃除(ドラム式)
乾燥機能を使った後は「毎回」掃除するのが鉄則です。ここにホコリが溜まると、乾燥効率が著しく低下し、生乾きや電気代アップの原因になります。日立の「らくメンテ」モデル以外は、毎回必ずホコリを取り除きましょう。
2. 排水フィルター(糸くずフィルター)の掃除
洗濯槽の下部や側面にあるフィルターです。ここに糸くずや髪の毛、ポケットに入っていた小銭などが溜まります。週に1回程度を目安にチェックし、ゴミを取り除きましょう。ここが詰まると排水エラーの原因になります。
3. 定期的な洗濯槽の掃除
見えない洗濯槽の裏側には、石鹸カスや黒カビが発生しがちです。1〜2ヶ月に1回は、市販の洗濯槽クリーナーを使って「槽洗浄コース」で掃除しましょう。カビはニオイやアレルギーの原因にもなるため、家族の健康のためにも重要です。
4. 洗剤自動投入タンクの掃除
自動投入機能を使っている場合、半年に1回程度はタンクを取り外して水洗いしましょう。洗剤や柔軟剤が固まって詰まりの原因になるのを防ぎます。
よくある質問(Q&A)
最後に、5人家族の洗濯機選びでよく寄せられる質問にお答えします。
A1. 一般的に、洗濯機の設計上の標準使用期間は約7〜10年とされています。ただし、5人家族で毎日2回以上回すような場合は、部品の消耗が早まる可能性もあります。脱水時に大きな異音がする、水漏れする、エラーが頻発するようになったら買い替えのサインです。
A2. ランニングコスト(電気代+水道代)が最も安いのは、「ヒートポンプ式のドラム式洗濯機」です。
ドラム式は使用する水の量が縦型の約半分で済むため、水道代が大幅に安くなります。また、「ヒートポンプ乾燥」は「ヒーター乾燥」に比べて電気代が約半分以下になります。本体価格は高いですが、5人家族で毎日洗濯・乾燥する場合は、数年で元が取れる計算になることが多いです。
A3. 確かに、素材によっては縮む可能性があります。特に縮みやすいのは「綿(コットン)」や「麻(リネン)」、そして「ウール」や「シルク」などの動物性繊維です。
対策:
- 洗濯表示タグで「タンブラー乾燥禁止」のマークがないか確認する。
 - 縮むのが心配な衣類(Tシャツ、おしゃれ着など)は乾燥にかけず、タオルや下着、パジャマなど縮んでも影響が少ないものだけ乾燥させる。
 - 「低温乾燥」や「デリケート」コースを選ぶ。
 
最近のヒートポンプ式は、ヒーター式より低温(約65℃前後)で乾かすため、縮みや傷みはかなり抑えられています。
A4. まったく問題ありません。むしろ、賢い選択です。
前述の通り、洗濯機の新モデルは秋頃に発売されますが、1年前の「型落ちモデル」と機能がほとんど変わらないケースが多々あります。洗浄方式や乾燥方式などの基本機能が同じであれば、型落ちモデルを安く買うのは非常にコストパフォーマンスが高い選択と言えます。
まとめ:5人家族に最適な洗濯機で毎日の家事を快適に
今回は、5人家族に最適な洗濯機の選び方と、おすすめ人気ランキングを徹底的に解説しました。
▼ 5人家族の洗濯機選び 最終結論
- 容量は「12kg以上」で余裕を持つのがベスト。
 - 家事の時短を最優先するなら「ドラム式(ヒートポンプ乾燥)」一択。
 - 泥汚れや初期費用を重視するなら「縦型(自動投入付き)」がおすすめ。
 - パナソニック・東芝・日立など、メーカーごとの強み(自動投入、低騒音、お手入れ)で選ぶ。
 - 設置場所と「搬入経路」の採寸だけは絶対に忘れないこと。
 
5人家族の洗濯は、まさに時間と体力勝負です。あなたの家庭にとって「干す手間をなくすこと」が最優先なのか、「泥汚れを落とすこと」が最優先なのか、ライフスタイルに合わせて最適な一台を見つけてください。
この記事が、あなたの洗濯機選びの助けとなり、毎日の家事が少しでも快適になることを願っています。

  
  
  
  
              
              
              
              
              
              
              
              
              
              
      
      
              
              
              
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