ルンバを使用していて「ダスト容器を空にしてください」というエラーメッセージが表示され、お困りではないでしょうか。ゴミを捨てたのにエラーが消えない場合、故障を疑ってしまうかもしれません。この記事では、ルンバに「ダスト容器を空にしてください」と表示される原因と、ご自宅で簡単にできる対処法を解説します。センサーの清掃やクリーンベースの確認など、正しいお手入れを行うことでエラーは確実に解消できます。
「ダスト容器を空にしてください」と表示される3つの原因
ルンバがダスト容器のエラー(エラー36など)を通知する理由は、大きく分けて以下の3つです。まずは何が原因でルンバが停止しているのかを把握することが大切です。
原因1. ダスト容器内にゴミが満杯になっている
最も基本的な原因は、ダスト容器内にゴミが実際に溜まっている状態です。ルンバは清掃のたびに多くのゴミやホコリを収集するため、定期的に容器を空にしていないとすぐに満杯になります。ダストボックスが装着されていない、またはしっかりはまっていない場合もエラー(エラー14など)が出ることがあります。
原因2. ゴミフルセンサーが汚れて誤作動している
ダスト容器のゴミを捨てたのにエラーが消えない場合、最も多い原因がセンサーの汚れです。ゴミフルセンサーにホコリが付着していると、ルンバは「ゴミが満杯である」と常に誤認識してしまいます。ルンバ本体とダスト容器をつなぐセンサー部分が汚れていると、正しい検知ができません。
原因3. フィルターが目詰まりを起こしている
ダスト容器に付いているフィルターに微細なゴミが詰まっている場合も、エラーの原因となります。フィルターが目詰まりを起こすと排気がスムーズに行われず、吸引力の低下を招くだけでなく、センサーが過敏に反応してエラーを引き起こします。
ゴミを捨てたのにエラーが消えない!正しい対処法
アイロボット公式サイトのサポート情報に基づき、エラーを解消してルンバを正常に稼働させるための具体的な手順を解説します。
1. ダスト容器を水洗い・お手入れする
まずはダスト容器を取り外し、中のゴミを完全に捨てます。水洗い可能なダスト容器(eシリーズ、iシリーズ、jシリーズなど)を使用している場合は、水洗いを行うことでセンサー周辺の細かなホコリも取り除けます。
- 水洗い前にダスト容器からフィルターを必ず外す
- 水またはぬるま湯ですすぎ洗いをする
- 水洗い後は完全に自然乾燥させる
- 変形を防ぐため食器洗い乾燥機は絶対に使用しない
2. ゴミフルセンサーの位置を確認し清掃する
エラー解消において最も重要なのが、ゴミフルセンサーの清掃です。乾いた清潔な布(マイクロファイバークロスなど)を用意し、センサー表面の汚れを拭き取ります。
- ルンバ本体側の吸い込み口の奥にある黒い長方形のセンサーを拭く
- ダスト容器側に付いているセンサー受光部を拭く
- 水気のある布や洗剤は使用しない
3. フィルターのホコリを落とす
ダスト容器からフィルターを取り外し、ゴミ箱の縁などで軽く叩いてホコリを落とします。フィルター自体は水洗い不可の部品であるため、絶対に水に濡らさないよう注意してください。汚れがひどい場合は新しいフィルターへの交換が必要です。
クリーンベース(自動ゴミ収集機)使用時の対処法
クリーンベース対応モデル(i3+、j7+など)を使用している場合、ダスト容器のゴミが自動で吸い上げられないことがエラーの原因になっている可能性があります。
紙パックの満杯や取り付け不良を確認する
クリーンベース内の交換用紙パックが満杯になっていると、ルンバ本体からゴミを吸い上げられません。クリーンベースのランプが赤く点灯している場合は、紙パックが満杯か、正しく取り付けられていない合図です。新しい紙パックに交換し、プラスチックのカード部分をガイドに沿ってしっかり奥までスライドさせてください。
排出経路の詰まりを解消する
ルンバ本体からクリーンベースへゴミが移動する「経路」にゴミが詰まっている場合があります。以下の手順で詰まりがないか確認します。
- ルンバ本体を裏返し排出口にゴミが詰まっていないか確認する
- 必要に応じて緑色のゴム製デュアルアクションブラシを取り外して掃除する
- クリーンベースを裏返し底面の透明なプラスチック管に詰まりがないか確認する
- 透明な管に詰まりがある場合はネジを外してカバーを取り清掃する
それでも消えない場合はルンバ本体を再起動(リセット)する
ダスト容器やセンサーの清掃、クリーンベースの確認を行ってもiRobot Homeアプリ上のエラー表示が消えない場合、システムの一時的な不具合の可能性があります。ルンバ本体の再起動(リセット)を行ってください。
ルンバを再起動する手順
機種によって多少異なりますが、一般的なリセット方法は以下の通りです。再起動を行うことでアプリとルンバの通信ステータスが更新され、エラーが解消されることが多いです。
- 本体のCLEANボタンを約10秒から20秒間長押しする
- ボタンから指を離す
- 白いランプが時計回りに点滅し起動音が鳴るまで待つ
エラーを防ぐ!ダスト容器・センサー・フィルターの掃除頻度
エラーを未然に防ぎ、ルンバの清掃能力を維持するためには、適切なお手入れが欠かせません。部品ごとのメンテナンススケジュールの目安です。
部品別のメンテナンス目安
| 部品名 | お手入れ頻度 | 交換の目安 |
|---|---|---|
| ダスト容器 | ゴミが溜まるごと(水洗いは月に1回程度) | 破損した場合 |
| ゴミフルセンサー | 2週間に1回 | 交換不要 |
| フィルター | 週に1回(ペットがいる場合は週2回) | 2ヶ月に1回 |
| 紙パック(クリーンベース) | ランプが赤く点灯した時 | 最長1年に1回(環境による) |
特にペットを飼っているご家庭や、カーペット敷きの部屋が多い環境では、ホコリや毛が溜まりやすいため、上記よりも短いサイクルでのお手入れをおすすめします。




