長年愛用してきた三菱の洗濯機。
いざ買い替えようと家電量販店やネットを探しても見当たらず、撤退したのではと疑問に思っていませんか。
結論からお伝えすると、三菱電機は洗濯機事業から完全に撤退しています。
本記事では、三菱電機がいつなぜ撤退したのかという理由から、現在使用している洗濯機の修理対応について詳しく解説します。
さらに、買い替えを検討している方へ向けて、代わりとなるおすすめのメーカーや失敗しない選び方も網羅的にご紹介します。
三菱の洗濯機撤退はいつ?理由は?
三菱電機はすでに洗濯機事業から撤退しており、新製品の開発や製造は行われていません。
ここでは、公式な発表に基づく撤退の時期と、その背景にあった理由を解説します。
2008年に生産を完全終了
三菱電機の洗濯機事業の撤退は2008年に行われました。
2008年9月12日に会社としての公式な事業終息の発表があり、同年10月をもって自社生産を完全に終了しています。
そのため、現在市場に流通している三菱の洗濯機は、中古品を除いて存在しません。
新品で三菱製の洗濯機を購入することは不可能となっています。
撤退理由は業績と選択と集中
事業から撤退した最大の理由は、国内市場における出荷台数の伸び悩みです。
他社メーカーとの競争が激化する中で、今後の業績改善を見通すことが困難であると判断されました。
企業としての経営資源を、ルームエアコン「霧ヶ峰」などに代表される空調冷熱事業などの成長分野へ集中させるための戦略的な決断でもあります。
不採算事業を整理し、強い分野へ注力した結果の撤退と言えます。
三菱製洗濯機の修理はまだ可能?
現在ご自宅で三菱の洗濯機を使っている方にとって、故障時の対応は最も気になるポイントです。
公式な基準に基づく修理対応の現状について解説します。
部品の保有期間は終了している
結論として、現在三菱製洗濯機をメーカー修理に出すことは実質的に不可能です。
全国家庭電気製品公正取引協議会の基準により、洗濯機の「補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)」のメーカー保有期間は、製造打ち切り後6年と定められています。
2008年の生産終了からすでに15年以上が経過しています。
そのため、メーカー側に修理用の部品は残っていません。
部品がなければ物理的に修理ができないため、故障した場合は寿命と判断せざるを得ません。
買い替えを検討すべき寿命のサイン
修理用の部品がない以上、不具合が起きた場合は買い替え一択となります。
完全に動かなくなって日常生活に支障をきたす前に、以下の症状が出た場合は早めの買い替えをおすすめします。
- 運転中に聞いたことのない異音や異常な振動がする
- 洗濯や脱水の途中で頻繁にエラーで止まる
- 本体の底やホースの接続部から水漏れが発生している
- コンセントを挿していても電源が入らないことがある
- 焦げ臭いにおいがする
これらのサインは内部のモーターや電子部品の寿命が近づいている証拠です。
見逃さず、完全に壊れてしまう前に新しい洗濯機を検討してください。
洗濯機のおすすめメーカー3選
長年使った三菱の洗濯機から買い替える際、どのメーカーを選べばよいか迷う方も多いでしょう。
国内の主要な洗濯機メーカーとその強みをご紹介します。
| メーカー | 強み・特徴 | おすすめな人 |
|---|---|---|
| 日立 | 圧倒的な洗浄力とモーターの耐久性 | 泥汚れなどをしっかり落としたい人 |
| パナソニック | 優れたデザイン性と便利な最新機能 | 見た目や家事の時短を重視する人 |
| 東芝 | 高い静音性と独自の微細な泡洗浄 | マンションなどで夜間に洗濯する人 |
日立:洗浄力とモーターに定評
日立の洗濯機は、高い洗浄力が最大の魅力です。
古くからモーター技術に優れており、力強い水流で衣類の汚れをしっかりと落とし切ります。
お子様の泥汚れや、食べこぼしなどのガンコな汚れを落としたいご家庭に最適です。
パナソニック:機能性とデザイン
パナソニックは、使い勝手の良さと空間に馴染む洗練されたデザインが特徴です。
液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能や、スマートフォンアプリからの遠隔操作など、便利な機能がいち早く搭載される傾向にあります。
日々の家事の負担を少しでも減らし、時短を目指したい方にぴったりです。
東芝:静音性と洗浄力が魅力
東芝の洗濯機は、独自のモーター制御による高い静音性が評価されています。
また「ウルトラファインバブル」と呼ばれるナノサイズの微細な泡の技術により、繊維の奥の見えない汚れまで落とす洗浄力も兼ね備えています。
時間帯を気にせず静かに洗濯機を回したい方におすすめです。
失敗しない洗濯機の選び方
新しい洗濯機を選ぶ際は、メーカーだけでなく種類や容量の選定が非常に重要です。
ご自身の生活スタイルに合わせて失敗しない選び方を解説します。
縦型かドラム式かを選ぶ
洗濯機の形状には、大きく分けて「縦型」と「ドラム式」の2種類があります。
それぞれのメリットとデメリットを理解して選ぶことが大切です。
| 種類 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 縦型 | 泥汚れに対する洗浄力が高い、本体価格が安い | 乾燥機能が弱い、衣類が絡んで傷みやすい |
| ドラム式 | 乾燥機能が優秀、節水効果が高い | 本体価格が高い、色移りしやすい |
外干しがメインで、初期費用を抑えつつ洗浄力を重視するなら縦型が適しています。
一方で、干す手間を省き、乾燥機能を日常的に使って家事を自動化したいならドラム式を選ぶのが鉄則です。
生活に合う容量を選ぶ
洗濯機の容量は、家族の人数や洗濯の頻度に合わせて選びます。
一般的に、1人が1日に出す洗濯物の量は「約1.5kg」が目安とされています。
- 1〜2人暮らし:5〜7kg
- 3〜4人暮らし:8〜10kg
- 5人以上:10kg以上
毎日の洗濯だけでなく、週末のまとめ洗いやシーツ・毛布などの大物を洗う機会も考慮する必要があります。
そのため、計算上の容量よりも少し大きめの容量を選ぶと余裕を持って洗濯が可能です。


