「自宅で使わなくなったコピー機、ブックオフで売れないかな?」
「オフィスで入れ替えた古いコピー機、処分に困っている…」
そんなお悩みを抱えていませんか?手軽に利用できるブックオフで、もしコピー機を買い取ってもらえたら嬉しいですよね。
結論からお伝えすると、ブックオフでは家庭用の小型コピー機(プリンター複合機)であれば、買取してもらえる可能性があります。しかし、業務用の大型コピー機は買取対象外となるケースがほとんどです。
この記事では、ブックオフのコピー機買取の可否から、買取不可になる条件、買取価格が「ひどい」と言われる理由、そして少しでも高く売るための査定ポイントまで、あなたの疑問を徹底的に解決します。
この記事を最後まで読めば、あなたのコピー機がブックオフで売れるのかが明確になり、もし売れなかった場合でも最適な処分方法が見つかります。ぜひ、参考にしてくださいね。

【結論】ブックオフでコピー機の買取はできる?
まず、皆さんが一番知りたい結論からお伝えします。ブックオフでコピー機が売れるかどうかは、そのコピー機の「種類」と「状態」によって決まります。
家庭用ならOK、業務用はNGが基本
ブックオフの公式サイトの買取対象商品リストには、「コピー機」という明確な記載はありません。しかし、「家電」「パソコン周辺機器」は買取対象となっています。
一般的に、私たちが家庭で「コピー機」と呼んでいる製品の多くは、印刷、スキャン、コピーなどの機能が一つになった「プリンター複合機」です。
この家庭用プリンター複合機であれば、「家電」や「PC周辺機器」としてブックオフで買い取ってもらえる可能性が高いです。
一方で、オフィスに設置されているような大型の業務用コピー機(複合機)は、ブックオフでは「業務用機器」に分類され、買取対象外となります。重量やサイズ、専門的なメンテナンスが必要となるため、一般的なリユースショップでの取り扱いは難しいのが実情です。

買取対象となる可能性が高いコピー機(プリンター複合機)
- Canonの「PIXUS」シリーズ
- EPSONの「カラリオ」シリーズ
- brotherの「プリビオ」シリーズ
- その他、家庭用のインクジェット・レーザー複合機
買取対象外になる可能性が高いコピー機
- オフィスに設置するような大型の業務用複合機
- リース契約中のコピー機
- カウンター料金保守契約を結んでいるコピー機
- 重量が30kgを超えるような専門設置が必要な機器
なぜ?ブックオフで家電買取が不可になるケース
「せっかくお店に持っていったのに、買取を断られてしまった…」そんな事態は避けたいですよね。ここでは、ブックオフで家電の買取が不可になってしまう主なケースをご紹介します。これはコピー機(プリンター複合機)にも共通するルールなので、しっかり確認しておきましょう。
法律に違反するもの(技適マークなし等)
ブックオフでは、法律に違反するものは買い取れません。例えば、電波を発する機器(Wi-FiやBluetooth機能付きのプリンターなど)についている「技適マーク」がない製品は、国内での使用が法律で認められていないため買取不可となります。海外で購入した製品などを売る際には特に注意が必要です。
壊れている・正常に動作しないもの
大前提として、ブックオフは「リユース(再利用)」を目的としているため、壊れていて正常に動作しない製品は基本的に買取できません。
- 電源が入らない
- 印刷ができない、かすれる、スジが入る
- スキャン機能が使えない
- 本体に大きな破損やひび割れがある
- 部品が欠損している
上記のような状態では、買取は難しいと考えましょう。ただし、修理可能な範囲の軽微な不具合であれば、減額査定で買い取ってもらえる可能性もゼロではありません。
買取対象外リストに記載の製品
ブックオフでは、安全上の理由などから一部の家電製品を買取対象外としています。公式サイトに明記されている主な対象外商品は以下の通りです。
- エアコン
- 医療機器
- 石油・ガソリンなどの液体燃料製品・ガス製品
- ブラウン管テレビ / ブラウン管PCディスプレイ
- マッサージ器全般
- ホットカーペット
- 電気毛布
これらの製品は持ち込んでも買い取ってもらえないので注意してください。
業務用機器全般
先ほども触れましたが、ブックオフでは「業務用機器」は買取対象外です。オフィスの移転や閉鎖に伴って不要になった大型コピー機などは、ブックオフではなく、業務用機器専門の買取業者に相談する必要があります。
ブックオフの家電買取はひどい?口コミの真相
インターネットで検索すると、「ひどい」「安い」といったネガティブな口コミを目にすることがあり、不安に感じる方もいるかもしれません。なぜ、そのような口コミが生まれるのでしょうか?その真相と、ブックオフを利用するメリットについて解説します。
「買取価格が安い」という口コミが多い理由
ブックオフの買取価格が「ひどい」「安い」と感じられる最大の理由は、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリ・ネットオークションの売却価格と比較しているケースが多いからです。
Yahoo!知恵袋にも、「ブックオフなどで売るより、ヤフオク!やメルカリで売る方がはるかに高く売れますよ」といった意見が見られます。
これは事実で、個人間で直接売買するフリマアプリの方が、中間マージンがない分、高く売れる傾向にあります。ブックオフは買い取った商品を清掃・検品し、店舗で再販売するための人件費や店舗運営費などのコストがかかります。そのため、どうしても買取価格はフリマアプリの売値よりも低く設定せざるを得ないのです。

メリットも多数!ブックオフを選ぶ3つの理由
価格面だけで「ひどい」と判断するのは早計です。ブックオフには、他の方法にはない大きなメリットがあります。
- その場で即現金化できる!
最大のメリットは、査定額に納得すればその場で現金を受け取れるスピード感です。フリマアプリのように「売れるまで待つ」「入金を待つ」といった時間がかかりません。 - 面倒な手間が一切ない!
フリマアプリで必要な写真撮影、商品説明文の作成、購入者とのやり取り、梱包、発送といった面倒な作業が一切不要です。お店に持ち込むだけで完結するのは非常に楽です。 - 全国どこでも店舗があって安心!
全国に600以上の店舗があり、お近くの店舗に気軽に持ち込めます。対面でスタッフとやり取りできる安心感も大きなポイントです。
買取価格に満足するためのコツ
ブックオフの買取を利用する際は、「手間をかけずに、スピーディーに処分できるサービス」と割り切ることが大切です。その上で、少しでも満足度を高めるためには、他の買取業者やフリマアプリの相場を事前に調べておくことをお勧めします。相場を知った上でブックオフの査定額を見れば、その金額が妥当かどうかを判断しやすくなります。
ブックオフの家電買取と製造年数の関係
家電製品を売る際に、最も重要な査定ポイントの一つが「製造年数」です。新しい製品ほど高く売れ、古い製品は買取価格が下がるか、買取不可となってしまいます。コピー機(プリンター複合機)も例外ではありません。
製造から何年までが買取対象?
ブックオフの公式サイトには、家電の買取対象年数について明確な基準は記載されていません。しかし、他の買取業者の基準を参考にすると、おおよその目安が見えてきます。
例えば、プリンターの買取情報では「製造から5年を超えたプリンターは基本的に買取不可」としている業者が多く、セカンドストリートでは「製造から4年以上経過したプリンターは買取してもらえない」という基準があります。
このことから、ブックオフでも同様に、製造から3年~5年以内が一つのボーダーラインになると考えられます。特に、高価買取が期待できるのは製造から3年以内のモデルでしょう。10年前のような古いモデルは、残念ながら買取は非常に難しいと言えます。

製造年数の確認方法
お持ちのコピー機(プリンター複合機)の製造年数は、本体の背面や底面に貼られているシール(銘板)で確認できます。
「製造年」「MFD. YEAR」「〇〇年製」といった記載を探してみてください。査定に出す前に、必ずチェックしておきましょう。
ブックオフでコピー機を高く売る5つの査定ポイント
どうせ売るなら、1円でも高く買い取ってもらいたいですよね。ここでは、ブックオフの査定でチェックされるポイントと、高価買取に繋がる秘訣を5つご紹介します。
① 付属品はすべて揃っているか
購入した時に付いてきた付属品は、できる限りすべて揃えて持ち込みましょう。これらが揃っているかどうかで、査定額は大きく変わります。
- 取扱説明書、保証書
- 電源コード、USBケーブル
- 付属のソフトウェアCD-ROM
- セットアップ用のインクカートリッジ(未使用)
- 外箱
特に、電源コードなど、それがないと動作確認ができない付属品が欠品していると、買取不可になる可能性もあるので注意が必要です。
② 正常に動作し、印刷状態は良好か
査定時には、必ず動作確認が行われます。電源がしっかり入るかはもちろん、実際に印刷をしてみて、キレイに出力されるかが重要なポイントです。
長期間使っていなかったプリンターは、インクが詰まって印刷がかすれることがあります。査定前に一度「ノズルチェック」や「ヘッドクリーニング」を行い、テスト印刷をして正常に出力されることを確認しておきましょう。
③ 人気メーカー・モデルであるか
中古市場では、やはり人気のあるメーカーやモデルに需要が集中します。プリンター複合機の場合、以下の3大メーカーの製品は信頼性が高く、高価買取が期待できます。
- キャノン (Canon):家庭用プリンター「PIXUS」シリーズが絶大な人気。写真印刷の品質に定評があります。
- エプソン (EPSON):キャノンと並ぶ人気メーカー。「カラリオ」シリーズが有名。文書印刷も写真印刷もこなすバランスの良さが魅力です。
- ブラザー (brother):低ランニングコストで人気。特にレーザープリンターやFAX付き複合機に強いです。
これらのメーカーの新しいモデルであれば、査定額も期待できるでしょう。
④ 本体や内部の清掃を徹底する
査定時の第一印象は非常に重要です。ホコリまみれの汚れた製品と、ピカピカに磨かれた製品では、査定するスタッフの心証も大きく異なります。
柔らかい布で本体のホコリや手垢を拭き取り、給紙トレイや排紙トレイの中もキレイにしておきましょう。少しの手間で査定額がアップする可能性があるので、やらない手はありません。
⑤ 使わなくなったら一日でも早く売る!
これが最も重要なポイントかもしれません。家電製品の価値は、時間とともに下がり続けます。特にプリンター複合機は、次々と新モデルが発売されるため、型落ちになるのが非常に早いです。
「もう使わないな」と思ったら、クローゼットにしまい込まずに、価値が下がりきる前に、一日でも早く査定に出すことが高価買取の最大の秘訣です。
ブックオフの買取方法を徹底解説!おすすめはどれ?
ブックオフでは、お客様の都合に合わせて選べる買取方法が用意されています。コピー機(プリンター複合機)を売る場合、どの方法が最適なのでしょうか?
【手軽さNo.1】店頭買取
売りたい品物を本人確認書類と一緒に、直接お近くのブックオフ店舗に持ち込む方法です。
メリット:
- 予約不要で、思い立った時にすぐ売れる
- 査定後、その場で現金を受け取れる
- 査定額の理由などを直接スタッフに聞ける
デメリット:
- 自分で店舗まで運ぶ手間がかかる
- 混雑時は査定に時間がかかる場合がある
家庭用の小型プリンター複合機であれば、車で持ち運べるサイズなので、この店頭買取が最も手軽でおすすめです。
【自宅で完結】宅配買取
商品を段ボールに詰めて、自宅から発送する方法です。しかし、ここで非常に重要な注意点があります。
ブックオフの公式サイトによると、プリンターは宅配買取の対象外商品となっています。
コピー機(プリンター複合機)も同様に対象外である可能性が非常に高いため、この方法は利用できないと考えた方が良いでしょう。
【大型家電も安心】出張買取
スタッフが自宅まで来て、商品の査定・買取を行ってくれるサービスです。出張費は無料です。
メリット:
- 重い商品を運ぶ必要がない
- 梱包の手間が不要
- 他にも売りたいものがあればまとめて査定してもらえる
デメリット:
- 対応エリアが限られている場合がある
- 事前の予約が必要
ブックオフには「出張買取センター」と「店舗出張買取」の2種類がありますが、プリンター複合機1点だけのために利用するのは少しハードルが高いかもしれません。他に本やゲーム、他の家電など、まとめて売りたいものがたくさんある場合に非常に便利なサービスです。
もしブックオフで買取不可だったら?他の選択肢4選
「ブックオフに持って行ったけど買取を断られた」「査定額が思ったより低かった」そんな時も、諦めるのはまだ早いです。ブックオフ以外にも、コピー機(プリンター複合機)を売却したり、お得に処分したりする方法はたくさんあります。
ここでは、特におすすめの4つの選択肢をご紹介します。
サービス名 | 特徴 | おすすめな人 |
---|---|---|
高く売れるドットコム | 家電全般に強い大手買取サービス。ネットに特化し高価買取を実現。出張・宅配・店頭買取に対応。 | 少しでも高く売りたい人、手間をかけたくない人 |
ハードオフ | ブックオフの系列だが経営は別。壊れたものでも「ジャンク品」として買取してくれる可能性がある。 | 壊れている、正常に動作しないプリンターを売りたい人 |
セカンドストリート | アパレルに強いが家電の買取も行う。製造から4年以内など比較的新しいものが対象。 | 状態の良い新しいモデルを売りたい人 |
メルカリ・ヤフオク | フリマアプリ・ネットオークション。自分で価格設定できるため、最も高く売れる可能性がある。 | 手間を惜しまず、最高値で売りたい人 |
【高価買取】家電買取専門店「高く売れるドットコム」
「少しでも高く売りたい!」という方に最もおすすめなのが、「高く売れるドットコム」のような家電専門の買取サービスです。
ネットでの販売に特化することで店舗運営コストを削減し、その分を買取価格に還元しているため、ブックオフなどの総合リサイクルショップよりも高い査定額が期待できます。
出張買取や、梱包材も無料で提供してくれる宅配買取など、サービスも充実しており、プリンターのような重くて梱包が面倒な商品でも手軽に売却できます。まずは無料査定だけでも試してみる価値は大いにあります。
【故障品もOK】ジャンク品に強い「ハードオフ」
「電源が入らない」「印刷ができない」といった壊れたコピー機(プリンター複合機)でも、諦めるのはまだ早いです。
「ハードオフ」は、故障した製品を「ジャンク品」として買い取ってくれる可能性があります。修理して再販売したり、内部の部品(レアメタルなど)を再利用したりする販路を持っているためです。
買取価格は数百円程度になることが多いですが、処分費用を払うどころか、少額でもお金になる可能性があるのは大きなメリットです。値段が付かなくても無料で引き取ってくれる場合もあるので、壊れた製品はハードオフに持ち込んでみましょう。

【高値を狙うなら】フリマアプリ「メルカリ」など
「手間はかかってもいいから、とにかく最高値で売りたい」という方は、メルカリやヤフオクなどの個人間取引に挑戦してみましょう。
自分で価格を決められるため、買取業者の査定額を大きく上回る金額で売れる可能性があります。特に、発売から日が浅い人気モデルは高値で取引されています。
ただし、写真撮影や説明文の作成、コメント対応、そしてプリンターのような精密機器を壊れないように梱包する手間、送料の負担、売れないリスクなどを考慮する必要があります。これらの手間を楽しめる方には最適な方法です。
コピー機(プリンター複合機)買取に関するQ&A
最後に、コピー機やプリンターの買取に関してよくある質問をまとめました。
残念ながら、製造から5年以上経過した古いモデルの買取は非常に困難です。プリンターの耐用年数は家庭用で3年、ビジネス用で5年とされており、これを超えると中古市場での価値はほぼなくなってしまいます。新品未開封であれば買い取ってもらえる可能性はありますが、使用済みの場合は買取不可となることがほとんどです。
ブックオフでは基本的に壊れた製品の買取は行っていませんが、「ハードオフ」であれば「ジャンク品」として買い取ってくれる可能性があります。数百円程度の価格になることが多いですが、処分する前に一度持ち込んでみることをお勧めします。
インクやトナーがなくても買取は可能ですが、査定額は下がってしまう可能性があります。特に、インクがないと動作確認(印刷テスト)ができないため、査定が難航したり、減額幅が大きくなったりすることがあります。もし手元にあるなら、必ずセットして持ち込みましょう。
プリンター複合機には、スキャンしたデータやWi-Fiの設定情報などが残っている場合があります。ブックオフでは、買取後にデータを初期化する対応を行っているため、安心して売却できます。心配な方は、ご自身で事前に「工場出荷状態に戻す」などの初期化作業を行っておくと、より安心です。
まとめ:ブックオフのコピー機買取を賢く利用しよう!
今回は、ブックオフでのコピー機(プリンター複合機)の買取について、徹底的に解説しました。最後に、この記事の重要なポイントを振り返りましょう。
- ブックオフでは家庭用の小型プリンター複合機なら買取可能。業務用は対象外。
- 製造から5年以上経過したものや、壊れているものは買取が難しい。
- 買取価格が「ひどい」と言われるのは、フリマアプリと比較しているため。「手軽さ」「即金性」がブックオフのメリット。
- 高く売るには「付属品を揃える」「掃除する」「早く売る」ことが重要。
- もし買取不可でも、「ハードオフ」や「家電買取専門店」など他の選択肢がある。
使わなくなったコピー機は、ただ場所を取るだけの不用品になってしまいます。この記事を参考に、あなたのコピー機に最適な方法で、賢くリユース・リサイクルしてみてくださいね。
まずは、お近くのブックオフに持ち込めるか、あるいは専門の買取業者に無料査定を依頼することから始めてみてはいかがでしょうか。あなたの行動が、次の誰かの役に立つかもしれません。