引っ越しが決まると、「今の家電を新居に持っていくべきか」「それとも買い替えるべきか」と悩んでしまいますよね。とくに大型家電は運搬費用もかかるため、慎重な判断が必要です。
結論から言うと、新居のサイズに合わない場合や、寿命が近い家電は思い切って買い替えるのがおすすめです。
この記事では、引っ越し時に家電をどうするべきかの判断基準や、家電ごとの買い替え目安、いらない家電をお得に処分する5つの方法を網羅して解説します。引っ越し費用を抑えつつ、新居で快適な生活をスタートさせるための参考にしてください。
引っ越しを機に生活家電を揃え直したいけれど、購入の初期費用を抑えたいという方は、家電レンタルのおすすめランキングも参考にしてみてください。
引っ越しで家具や家電はどうする?迷ったときの判断基準3つ

引っ越し時に家具や家電を新居へ持っていくか、処分して買い替えるか迷いますよね。迷ったときは、以下の3つの基準で論理的に判断するのがおすすめです。
1. 新居への搬入経路と設置スペースを確認する
まずは、今の家具や家電が新居に置けるか、そして玄関から設置場所までの搬入経路を通れるかを確認しましょう。
- 玄関ドアや室内扉の幅・高さ
- 廊下の幅や曲がり角のゆとり
- エレベーターの有無と扉のサイズ
- 階段の幅や踊り場のスペース
- 設置場所の幅・奥行き・高さ
せっかく運搬費用をかけて旧居から持っていっても、新居に入らなければ処分費用と新規購入費用が二重にかかってしまいます。事前にメジャーでしっかり計測しておきましょう。

2. 家電の寿命や使用年数で判断する
次に、現在使っている家電の寿命(使用年数)を考慮します。メーカーが修理用の部品を保有している期間は、おおよそ以下の通りです。
- 冷蔵庫・エアコン:約9年
- 洗濯機:約6〜7年
- テレビ:約8年
- 電子レンジ:約8年
購入から7〜10年近く経過している場合、引っ越し後にすぐ故障するリスクが高いため、引っ越しを機に買い替えたほうが長期的に見てお得になります。また、最新家電は省エネ性能が向上しているため、電気代の節約にも直結します。
3. 引っ越しの運搬費用と買い替え費用を比較する
大型家電を運ぶ場合、引っ越し業者のトラックのサイズが大きくなったり、作業員の人数が増えたりして、引っ越し料金が跳ね上がる原因になります。
「現在の家電の価値」と「運搬にかかる追加費用」を比較しましょう。もし運搬費用が数万円アップするのであれば、その分を新しい家電の購入資金に充てるのが賢明な選択です。
【品目別】引越し時の大型家電はどうする?
大型家電の中でも、とくに判断に迷いやすい「エアコン」「冷蔵庫」「洗濯機」について、それぞれの注意点を解説します。
エアコンは移設費用が高額になりやすい
引っ越しの際、最も慎重に判断すべきなのがエアコンです。エアコンを旧居から新居へ持っていく場合、引っ越し料金とは別に「取り外し・取り付け」の工事費用が発生します。
- 基本の移設工事費用の相場(1.5万円〜3万円程度)
- 配管パイプの延長や交換費用
- 冷媒ガスの補充費用
- 電圧切り替えやコンセント交換の費用
基本料金に加えて追加の部品代がかかることが多く、想定以上の出費になるケースが少なくありません。購入から5年以上経過しているエアコンであれば、移設費用を払うよりも、新品に買い替えた方が結果的に安く済むことが多いです。
冷蔵庫や洗濯機は容量やサイズが合うか確認する
冷蔵庫や洗濯機は、家族構成の変化や新居の間取りに合わせて見直す良い機会です。たとえば、自炊が増えて大きな冷蔵庫が必要になったり、共働きで乾燥機能付きの洗濯機が欲しくなったりした場合は、買い替えのタイミングと言えます。
とくにドラム式洗濯機は重量がありサイズも大きいため、新居の防水パン(洗濯機置き場)のサイズや蛇口の高さに適合するか、事前の入念な確認が必須です。
引越しで家電の買い替えはどうする?ベストなタイミング
「買い替える決心はついたけれど、いつ買えばいいの?」という方に向けて、家電の買い替え手配について解説します。
買い替えのベストなタイミングは引越しの1〜2ヶ月前
引越しで家電を買い替えるなら、引っ越しの1〜2ヶ月前には購入を済ませ、配送先を「新居」に指定しておくのがベストです。これにより、旧居から運ぶ荷物量が減り、引っ越し業者への見積もり依頼をスムーズかつ安く進められます。
| タイミング | メリット |
|---|---|
| 引越し前(事前購入) | 引越し費用が下がる・入居当日から使える |
| 引越し後 | 新居のインテリアに合わせてじっくり選べる |
引越し当日の午後に配送時間を指定しておくと、引っ越し作業の邪魔にならず、スムーズに新生活をスタートできます。
家電量販店のセールやキャンペーンを活用する
複数の家電を買い替える場合は、かなりの出費になります。以下の時期を狙って購入すると、まとめ買い割引などで安く揃えやすくなります。
- 新生活応援セール(2月〜3月)
- 決算セール(3月・9月)
- 年末年始セール(12月〜1月)
- モデルチェンジ時期(品目により異なる)
また、古い家電を購入先の店舗で「買い替え下取り」に出すことで、処分と購入が一度に完結し、手間を大幅に省くことができます。
引っ越しでいらない家電はどうする?お得な処分方法5選
買い替えやライフスタイルの変化により、いらない家電が出てきた場合の正しい処分方法をご紹介します。
家電リサイクル法の対象か確認する
以下の4品目は「家電リサイクル法」の対象となり、自治体の粗大ごみとしては捨てられません。法律に基づいた正しい処分が必要です。
- エアコン
- テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ)
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
これらを処分する際は、購入した店舗や買い替え先の店舗に引き取りを依頼するか、自治体が指定する引取場所へ自ら持ち込む必要があります。品目ごとに定められた「リサイクル料金」と「収集運搬料金」がかかる点に注意してください。
手間や費用で選ぶ便利な処分方法5選
リサイクル家電を含む、引越しでいらない家電を処分するおすすめの方法は以下の5つです。状況に合わせて選びましょう。
- リサイクルショップで出張買取を依頼する
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 引っ越し業者に引き取りを依頼する
- 不用品回収業者にまとめて回収してもらう
- 自治体の粗大ごみに出す(リサイクル家電以外)
製造から5年以内で状態の良い家電であれば、リサイクルショップの出張買取やフリマアプリを利用して売却するのが一番お得です。
手間をかけたくない場合は、引っ越し業者に「引っ越し作業と同時に引き取り」を依頼するか、不用品回収業者を利用するとスムーズに処分できます。

新居での生活に合わせて、冷蔵庫や洗濯機、レンジなどの必要な家電だけをレンタルで揃えるという選択肢もあります。家電レンタルのおすすめランキングはこちらをチェックしてみてください。
よくある質問(Q&A)
基本的には、指定した場所(お部屋)まで運んで配置してくれます。しかし、洗濯機のホースの接続や、エアコンの取り付け、テレビの配線設定などは「オプション工事」として別料金になるケースがほとんどです。見積もりの際に、どこまでが基本料金に含まれるのかを必ず確認しましょう。
引っ越しの前日(機種によっては15時間前)までに中身をすべて空にして、電源を抜き「水抜き」と「霜取り」をしておく必要があります。これを忘れると、運搬中に内部の水が漏れ出し、他の大切な家具や荷物を水浸しにしてしまう恐れがあるため非常に重要です。
まとめ

引っ越しの際の家電の取り扱いや、買い替えの判断基準について解説しました。この記事の重要なポイントを再確認しましょう。
- 搬入サイズや寿命(約7〜10年)を基準に持っていくか判断する
- 古いエアコンは移設費用が高額になるため買い替えが推奨される
- 買い替えは引っ越し1〜2ヶ月前に手配し新居へ配送指定する
- まだ使えるがいらない家電は買取サービスやフリマでお金に換える
引っ越しは、生活を便利にしてくれる最新家電にアップデートする絶好のチャンスです。今の生活スタイルや新居の間取りに合わせて、ご自身にとって一番メリットのある選択をしてくださいね。
引っ越し初期のまとまった出費を抑えたい方や、単身赴任などで一時的に家電が必要な方は、家電レンタルのおすすめランキングもぜひ活用して、賢く新生活をスタートさせましょう。

